ファルシオン

【馬】

レイドック城の西の森で暴れていた、大きな馬。
主人公とハッサンは、初めての共同作業により、
この馬を捕まえます。
そしてファルシオンと命名され、馬車を引いて、
主人公と旅することになります。
(馬車は、レイドック王の所有物なので、借りている形です)

ファルシオンという名前は、ハッサンの命名です。
ドラクエの馬車馬と言えば、ドラクエ4と5のパトリシアが伝統でした。
なぜ、わざわざ違う名前に?…という疑問が残りますが、
それが解けるのは、物語の終盤まで待たなくてはなりません。

ちなみにファルシオンは、暴れ馬と恐れられていましたが、
それほど気性は、荒くありません。
商人が怪我をしたのは、驚いた拍子のようですし、
強盗から助けようとした節もあります。

フィールド上で、主人公が仲間に話しかけても、
誰も返事をしてくれない時があります。
孤独な主人公。
そんな時は、ファルシオンが気を使って、嘶いてくれます。
気の回る馬なのでしょう。
ドラクエ8のミーティア以上に、馬にしておくのが勿体ないです。

最後に頼れるのは、この馬だけなのかもしれません。
全滅した時、みんなのカンオケを引きずって、
教会へ運ぶ、ファルシオンの姿が、目に浮かびます。