Vol.042 魔術師の塔に見る純愛と偏愛の狭間

メダル王の城に寄ったら、ここまでのちいさなメダル合計が41枚!
きせきのつるぎを貰いました。

さて、上の世界の砂漠にそびえ立つ、魔術師の塔
鏡の姫の呪いを解くため、魔法使いミラルゴを説教に向かいます。

塔の入り口の扉は、大臣に教えてもらったとおり、
呪文「インパス」で開きます。
この呪文は、主人公がレベル6で覚えるので、問題ないでしょう。
レベル6未満で、ここまで来てしまった強者は、
商人に転職して、インパスを覚えましょう。

塔は外観の割に、それほど広くありません。
中盤まで進むと、螺旋階段が続くだけという、
乱暴な作りになっています。
まあ、モテない独身男が、引きこもっているだけの住まいですからね。
インパスで開くというのは、戸締まりとして、どうかと思いますが。

屋上へ辿り着くと、家があります。
中にミラルゴがいるので、説教しましょう。
話を聞くと、数千年も、イリカ姫を鏡に閉じこめているらしいです。
利己的な愛も、ここまで来ると、感心します。
「永遠に愛してる」なんて軽々しく口にするより、
よほどすごいのかも。

考えてみると、フォーン王なんて、鏡の女性に一目惚れして、
国政を放り出しているような人間です。
どっちもどっちのような気がしてきました。
説教のネタに困って、戸惑っていると、
ミラルゴが逆上して、襲いかかってきます。
恋愛のごたごたによる刃傷沙汰って、こんな感じで起こるのかなあ。

魔術師ミラルゴは強敵です。
ベギラゴンがシャレになりません。
転職のタイミングによっては、相当苦戦することでしょう。
勝てないと感じたら、一時的にHPの高い職業に転職することを
おすすめします。

倒すことが出来たら、フォーン城へ戻りましょう。
王に報告すると、鏡の間へ行くことになります。
フォーン王は呪文を呟き、イリカ姫の呪いは解けます。
姫は外に出ることが出来ました。
フォーン王ともうまくいきそうで、めでたしめでたしです。

あー、フォーン王は、ミラルゴに殺された、イリカ姫の愛した人の
生まれ変わりなのですねー。
もう、興味ありませんが。
数千年もミラルゴに屈しなかった、イリカ姫の精神力には拍手です。

そしてお礼に、水門のカギが貰えます。
これを使えば、神の船で外海へ出ることが出来るようになる、
とても重要なアイテムです。

川をせき止めていた以上、フォーン城にとっては、
治水か国防上の、重要な意味があったはずなのですが、
女性に熱を上げている王には、どうでもいいことのようです。
主人公には都合のいいことなので、突っ込まずにおきましょう。

フォーンが衰退したら、レイドックが攻め込めばいいし…。
隣の国のホルス王子も、意外と優秀っぽいので、共謀すれば…。