【道具】
ペスカニの、だるまさんがころんだ優勝賞品です。
人魚のディーネを、人魚の集う岩場まで連れて行ったお礼として、
姉のディーナが、マーメイドハープをくれます。
人間不信の人魚達ですが、とても義理堅い様子。
マーメイドハープを使うと、
人魚達が船を泡で包み込み、海底探索を可能にしてくれます。
さすがに上の世界や、地上では、効果がありませんが、
下の世界の海であれば、どこでも駆けつけてくれます。
なんという、行動力。
RPGは、ファミコン時代から、
マップの広さや、乗り物のバリエーションを、
発売前の一つの売りにしていました。
今考えてみると、ゲームの面白さとは、あまり関係がないのですが。
そんな中で、海、空、異世界と来て、
海底というのも、必然的な流れです。
FF3を始め、さまざまなRPGで、海底が登場しました。
ドラクエ6は、その中では、かなり後発です。
しかしその分、内容は充実しています。
施設が豊富で、物語の世界に厚みが増す要素も、
複数用意されています。
ストーリーを進める上では、あまり意味のない場所も多いのですが、
立ち寄ってみると、新たな発見があることでしょう。
海底に住んでいる人が、どうやって生活しているのか?とか、
魔物に襲われたら、海底で戦いようがない、といった、
ツッコミどころも多々あります。
しかし、人魚の泡という、
これ以上にないファンタジー要素で、そんな問題は一蹴。
ひょうたん島に、空とぶベッドに、人魚の泡。
ドラクエ6の世界観から、意図したものではありますが、
吹っ切れた乗り物の数々が、かなり無茶で、気持ちいいです。