Vol.089 すれちがいたくて

今回は、現実世界のお話です。

私の住んでいる場所は、田舎です。
実を言うと、ドラクエ6のすれちがい通信がしたくて、
これまでも外出のたびに、設定をして、
ニンテンドーDSを持ち歩いていました。
しかし、残念ながら成果はありませんでした。

夢告白は、ドラクエ9の宿屋呼び込みほど、
達成時の魅力が無さそうですし、システムもわかりにくいです。
売上本数も及びませんから、設定している人に出会えないのでしょう。

そんななか、村長(的ポジションの人)に、東京へ行って、
精霊の冠を預かってくる(っぽい)お使いの指令を受けました。
時間にも余裕のあるお使いなので、すれちがい通信のチャンスです。

空き時間を利用しての、断片的な挑戦でしたが、
合計1時間半くらい、秋葉原の駅周辺で粘ることが出来ました。
村長(的な人)に帰りの時間を咎められたら、
幻の大地を見てきたと報告しようと思いましたが、
間に合ったので、大丈夫でした。
社会人としては、全然大丈夫ではありませんが。

さて、夢の秋葉原。
あー、ヨドバシカメラのドラクエ9集会所は、もう無いのですね。
騒がれていた時期からかなり経ちますから、そりゃそうなのですが。
目安がないと、すれちがい通信をしていそうな人のいる所って、
見当がつけづらいです。
基本は、駅構内でしょうか。

しかし、ドラクエ9のようには、なかなかすれ違うことが出来ません。
人通りの多い道を歩き回って、駅に戻った所で、初すれちがい成功！
誰かと通信すると、「すれちがい通信中」から、
通信した相手の名前が表示されるメッセージに変わります。
ドラクエ9に比べると、反応がシンプルです。

ついでに、ドラクエ9は一度に3人まですれちがうことが出来ましたが、
ドラクエ6は、一度に1人までです。
1回すれ違ったら、DSを操作して、
再びすれちがい通信状態にしないと、
新たな人から、夢告白を貰うことができません。

さらに厄介なことに、一度すれ違った人と、
もう一度すれ違ってしまうと、更新されたというメッセージが
出てしまいます。
この場合も、再びすれちがい状態にしないと、
新しい人から夢告白が貰えません。

同じエリア内をうろうろしていると、
どうしても同じ人とばかり通信してしまい、効率が悪いです。

同じ人と通信しても、集計係の男の子の教えてくれる、
すれちがい人数は増えるのですが、
すれちがいの館の階段を塞いでいる女戦士が求めているのは、
人数ではなく、夢告白10個。
同じ人との通信では、夢告白を増やすことが出来ません。
試しに同じ人と繰り返し通信して、10人達成させましたが、
案の定、通してはくれませんでした。

考えてみると、電車通勤をしている人も、
同じ生活サイクルの人と、再びすれ違ってしまう可能性が高そうです。
こんな時だけ、電車通勤を羨ましく思っていましたが、
通勤時間を利用するだけでは、なかなか集まらないのかも。
夢告白を増やすのは、難しいですね～。

結局、4個の夢告白を手に入れただけの成果に終わりました。
エンディング前のセーブを利用して、
ベホマンやはぐりんの確認もしてみたいのですが、
険しい道のりになりそうです。

ちなみに、私はニンテンドーDSを2台持っているので、
もう1台のDSでドラクエ9のすれちがい通信をしていました。
(スーツ姿で、DS2台を交互に確認する姿は、
秋葉原でも異様だったことでしょう)
こちらは、1時間半で、35人！
発売から7ヶ月以上経っているのに、さすがは400万ヒット商品でした。

あー、すれちがいたい…。