天空城

【他シリーズの施設】
※ドラクエ6では、使用されない表現です。

ドラクエ4、5に登場するお城です。
ゼニスの城、もしくはヘルクラウド城と酷似した構造になっています。

ゼニスの城には、ドラクエ4へと繋がる、
大きな意味を持つ女性が存在します(名前も明かされませんが)。
そこから推測すると、ドラクエ6は、
ドラクエ4、5よりも昔の世界である事が、推測できます。

ちなみに、天空城の統括者は、マスタードラゴン。
ゼニス王ではありません。
ドラクエ4の時代になる前に、
進化の秘宝を手にしたエスタークを、
マスタードラゴンが、地中に封印するという出来事があったはずです。
つまり、ドラクエ6とドラクエ4の時代は、
それなりの月日が経っているはずなのですが、
比較的早い段階で、ゼニス王からマスタードラゴンへ、
政権交代が起きるようです。
(もしくは、同一人物?)

主の事情は謎のままですが、
天空城の経緯については、エンディングまで進める事で、
ある程度、判明します。

<プレイ日記>
「Vol.063 城やビキニのオッサンと戦う」
「Vol.065 クラウド城はゼニスの城」

ペガサス

【馬】

ファルシオンの正体である、天馬です。
天馬の塔で飼育され、
大魔王の棲む、はざまの世界の結界を打ち破る力を持っていました。
しかしそれ故に、デスタムーアに石にされ、
精神を分離されてしまったのでした。

夢の世界を統括する、ゼニス王が封印されたのは、
このペガサスが理由だったわけですから、
馬とは言え、大したものです。

夢の世界へ飛ばされた精神体は、
レイドック城の西の森で、暴れ馬として恐れられていました。
そして、主人公ハッサンと、運命的な出会いを果たします。

それにしても、「ファルシオン」という名前。
ドラクエ4、5の馬車馬は、「パトリシア」ですが、
わざわざ変更している訳です。
ペガサスだという設定を考えれば、納得なのですが、
それでも、気になる点が。

実は、この名前は、薬の商品名に、似た響きの言葉があり、
「空を飛ぶ」「別の世界へ行ける」というキーワードとも、
マッチしてしまうのです。
これは、制作者のジョークにしても、なかなか大胆な感じです。
大丈夫なのかなあ。
邪推し過ぎ?

<プレイ日記>
「Vol.010 ジンギスカンもいいけど、馬刺しもね♪」
「Vol.066 天馬の塔でペガサスを探せ」
「Vol.067 戦闘速度って設定できたのか」

黒い霧

【特技】

敵モンスターが使ってくる特技です。
仲間は、習得する事が出来ません。

馬車の中を含む、敵味方全体に対し、
補助効果による効果を、無効にします。
更に、呪文を全てかき消す、特殊な状態にされてしまいます。
つまり、この特技を使われると、戦闘が終わるまで、
敵も味方も、呪文を一切使えなくなってしまうのです。

特に、ベホマザオリクといった、回復呪文を封じられるので、
戦況が一変してしまう事も、珍しくありません。
後半のモンスターが、時々使ってくるので、
油断しないようにしましょう。

ちなみに、対処方法としては、
勇者が覚える「いてつくはどう」を使えば、
黒い霧状態を解除できます。

マダンテもかき消されないので、
もしもの時は、やけくそで使ってみるのも良いでしょう。
特技である、「ハッスルダンス」などは、
問題なく使えるので、お忘れなく。

個人的には、黒い霧が、馬車の中の仲間にも効果があり、
使われる度に、メッセージが8人分出るのが鬱陶しくて、
苦手だったりします。

<プレイ日記>
「Vol.066 天馬の塔でペガサスを探せ」

てんまのたづな

【道具】

天馬の塔で、ペガサスを復活させると、入手できるアイテムです。
使用すると、ファルシオンがペガサスとなり、
大空を飛ぶ事が出来ます。

ペガサスという、最高にファンタジーな乗り物ですが、
ゼニス王にお願いすると、Xボタンという、
とても現実的な装置を付けられるのは、ご愛敬です。
空を飛んでいる時、このボタンを押せば、
はざまの世界にも行けるようになります。
出来る限り、しっかり準備をしてから、ボタンを押しましょう。
うっかり押すと、大変な事に。

空飛ぶ乗り物を考えた時、
上と下、両方の世界で使えますし、馬車システムも見事に利用した、
素晴らしいアイディアだと思います。

ルーラをする度に、大きな鳥がついてくるのはおかしいし、
気球に馬車を乗せるのは大変そうだし、
ベルで偉いドラゴンを呼びつけるのは、気が引けるし。

ひょうたん島や、空とぶベッドといった、
これまでのファンタジーな要素とも、一貫性があります。
ドラクエ6は、天空シリーズの時代の始まりとなる、
神話のような物語ですから、
それを意図した演出と考えるのが、妥当でしょう。
まあ、ふざけすぎと言ってしまえば、それまでではありますが。
個人的には、このさじ加減が、とても好きです。

<プレイ日記>
「Vol.066 天馬の塔でペガサスを探せ」
「Vol.067 戦闘速度って設定できたのか」