【人物】
ホルストック城の王子です。
15才で、主人公とは2才しか年の差がないのですが、
グラフィックも含めて、とても幼く見えます。
王家のしきたりである、洗礼の儀式を受けなければならない身です。
しかし、魔物が怖い王子は、これまでもお供の目を盗んで、
逃げ帰ってしまい、失敗に終わっています。
いたずら好きなこともあり、
城やホルコッタの村の人々からは、呆れられ気味です。
主人公達も、身をもって、痛感させられることに…。
そんな彼ではありますが、子供からは人気者。
大人達も、結局は彼を中心に、
国全体が振り回されている感があります。
みんな彼を心配しているわけで、人望が無いわけではありません。
洗礼の儀式以降は、王子の意識にも変化が見られ、
大器を予感させます。
ちなみに、魔物嫌いは筋金入りで、スライムまで苦手な様子。
ホルス王子を慕ってやって来た、スライムナイトのピエールを、
扉の外に閉め出してしまう始末です。
仲間内では、洗礼の儀式の苦労から、あまり評判が良くありません。
特に、チャモロは、(たぶん)同年代であるせいか、
手厳しいコメントが目立ちます。
彼はあまり感情を表に出さないので、とても印象に残りました。
将来、ゲントの村を束ねる立場を自覚している彼としては、
似た境遇のホルス王子に、強い感情を抱いてしまうのかもしれません。
考えてみると、主人公もレイドックの王子っぽいですし、
彼ら3人は、将来、それぞれの国や村を統率する立場。
ホルス王子が、洗礼の洞くつの体験で、主人公達に刺激を受けたのは、
自然な流れなのかもしれません。
<プレイ日記>
「Vol.035 ホルコッタにいるこった」
「Vol.036 ホルス王子とかくれんぼ」
「Vol.037 試練よりも王子が面倒な洗礼の洞くつ」