Vol.051 マウントスノーは、しばれるね

マウントスノーの村は、ペスカニの西の大陸にあります。
この大陸に接岸するには、マーメイドハープを使って浅瀬を抜け、
外側へ回り込む必要があります。

それにしても、海底を通ると、
浅瀬が通過できるというのは、なんだか変な感じですね。

まずは、マウントスノーふもとの宿へ行きましょう。
ここには、伝説の剣を求めてやって来た、
冒険者が集まっています。
しかし、伝説の剣のカギを握るザム神官が、
高齢過ぎて、もう生きていないのではないかという話です。

とりあえず、マウントスノーに向かってみるしかありませんね。
ニンテンドーDSを操作しているだけなら、どんな寒い雪山だって、
簡単にたどり着けます。
無駄足になったって、気にしない♪
(ハッサン達が聞いたら、怒るだろうなあ)

マウントスノーは寒そう…というか、予想以上の事態に唖然とします。
村人がみんな、凍っているのです!
大惨事です。

村を探索すると、
宿を勝手に仕切っている、最近やって来たという剣士と、
奥の家にひっそりと暮らしている、おじいさんだけが無事のようです。
他の人たちは、全員凍結しています。

おじいさんは、何か知っていそうな感じですが、
多くは語ってくれません。
しかし、北東のほこらには行くなという、
RPGお決まりのセリフを口にします。

これは、そこへ行けということですね。
不安なら、セーブしておけば大丈夫ですし。

村の北東にある氷のほこらには、女性が一人、王座に座っています。
女性に話を聞くと、マウントスノーの事件については、
ゴランという男が事情を知っていると言います。
この人、何だか雰囲気が怖いな~。

しかし、マウントスノーの人間は、
おじいさんくらいしか、残っていません。
もう一度、事情を聞いてみましょう。
おじいさんの家へ行くと、なんとテリーとすれ違います。
彼も、伝説の剣を求めて、ここまでやって来たようです。

おじいさんに話を聞くと、やはり彼が、ゴランさんでした。
主人公達の軽率な行動を聞いて、、激しく叱ります。
しかし、この村の事件については、何も教えてくれません。

仕方がないので、懲りずに氷のほこらを訪ねます。
女性に、ゴランから正体を聞いたか尋ねられますが、
ゴランは、女性のことを何も教えてくれなかったので、
主人公には、答えられません。

50年という歳月が、ゴランを老人に変えたこと、
ゴランが本当に反省していることを知り、
女性は、村の呪いを解いてくれます。

彼女の正体は、雪女のユリナ。
ユリナは、50年前、若者だったゴランを助けました。
そして、雪女の正体を、口止めしたのでした。
しかし、ゴランが、ユリナの話を他言したので激怒し、
ゴラン以外の村人を、50年もの間氷漬けにした…
ということらしいです。

主人公達も、もちろん口止めされます。
こんな怖い人とは関わりたくないので、黙っておきましょう。
幸い主人公は、とても無口です。

マウントスノーの村へ戻ると、村人達が復活しています。
50年間の記憶がないとは言え、みな無事です。
事件解決です。
ゴランの奪われた月日を考えると、何とも言えないものがありますが。

皮肉なことに、この呪いのおかげで、
教会のザム神官も、冷凍保存されていました。
本来なら、寿命を迎えていて当然の年齢でしたが、
話を聞くことが出来ます。

伝説の剣について聞くと、
封印されている、洞くつの秘密を教えてくれます。
何だか頼りない情報ではありますが、
マウントスノー北の、氷の洞くつを目指すとしましょう。

マウントスノーの村(下の世界)

ペスカニの西に位置します。
マーメイドハープ入手後、向かうことが可能となります。

<ショップ>

武器の店
はがねのキバ 2000G
はがねのムチ 7400G
まどろみのけん 6300G
のこぎりがたな 9800G
ウォーハンマー 12000G
あつでのよろい 5000G
道具屋
やくそう 8G
どくけしそう 10G
せいすい 20G
キメラのつばさ 25G

<宿屋>
1人25G
村が凍結している間も、剣士に話せば利用可能

<入手したアイテム>
毛皮のフード、ちいさなメダル

<周辺地域の出現モンスター>
リビングデッド、ベホマスライム、イーブルフライ、ウインドマージ
のろいのランプ、キングスライム、ブラッディハンド
ホーンテッドミラー、バルンバ

<近隣施設>
北:氷の洞くつ
北東:氷のほこら
南:マウントスノーふもとの宿

<プレイ日記>
「Vol.051 マウントスノーは、しばれるね」
「Vol.052 氷の洞くつテリーはまだか」
「Vol.092 マウントスノー雪山特訓」

ゴラン

【人物】

「若気の至り」
「後悔先に立たず」

マウントスノーに住む老人です。
50年前、遭難した所を、雪女のユリナに助けられます。
彼女の正体を他言しないように言われましたが、
酒の席で話してしまいます。
それがユリナの逆鱗に触れ、
ゴランを除く、村人全員を、氷漬けにされてしまいます。
孤独の中で50年を過ごし、
人生の大半を空費することと、なってしまいました。
想像するだけでも、恐ろしい人生です。

それでも、過ちへの反省なのか、村人達への罪悪感なのか、
村を捨てて逃げなかった、意志の強さは、賞賛に値します。
幸い、村人達は呪いを解かれた後、何も気がつかずにいるので、
迷惑も最小限で済んだようです。
(あの村は、他の地域と、まったく交流が無いのですね)

…とは言え、やりきれない話には、変わりがありません。
アモールジーナ婆さんや、フォーン城の鏡姫イリカも、
かなり凄まじい人生を送っていますが、
ハッピーエンドが用意されていました。
しかし、ゴランには、何のフォローもありません。

主人公としては、
愚痴っぽい説教を、黙って聞くくらいしかできません。
せめて夢の世界では、人生を謳歌していて欲しいのですが…
マウントスノーは無いし、ゴランも見あたらなあ。
ピチピチギャルにでも転職して、楽しんでいると、信じましょう。

<プレイ日記>
「Vol.051 マウントスノーは、しばれるね」

Vol.052 氷の洞くつテリーはまだか

マウントスノーの北、氷の洞くつへ。
ここに眠るという、伝説の剣を探します。

入り口には封印された扉がありますが、
ザム神官から、合い言葉を聞いていれば、大丈夫です。
メラサム!

問題は、ここから。
三択で表示される文章の中から、
正しいものを、選んでいかなければなりません。
ザム神官のくれたヒントだと、
力持ちの姫がどうとか、寒くてはなやタンが出るとか…。

本当の答えは、
1つ目が「われ 正しき心を 持つ者なり」
2つ目が「ちから ひめたる やいばを」
3つ目が「氷のふちより ときはなたん!」
…です。

ザム神官は、賢者と尊敬される人らしいのですが…。
ダジャレみたいなヒントだったなあ。
メモしていても、間違いかねないのですが、
失敗した時のペナルティは、洞くつの外へ放り出されるだけです。
再挑戦すれば大丈夫なので、ご安心を。

洞くつの先には、2回通ると割れてしまう氷の床が登場します。
更に進むと、スイッチを特定の順に押す問題も。
北西東南ですから、上左右下の順に、
氷から落ちないように、スイッチを押せばOKです。

最深部へ辿り着くと、伝説の剣が刺さっています。
…ん、色からして、サビている?

そこへ、テリーがやってきます。
テリーは、剣がサビていることを確認して、
伝説の剣に興味を無くします。

ここでやっと、自己紹介してくれます。
噂はかねがね耳にしているので、
テリーさんの事は、存じ上げておりますが…。

この時、ミレーユを連れていると、なぜか驚きます。
何かに、気がついたようですね。
何に気がついたのかは、教えてくれませんが。

そしてテリーは、嫌みを一言残して、去っていきます。
彼も魔王の存在に気が付いている様子です。
目的も一緒なのだし、もうそろそろ仲間になってくれないかなあ。
あの性格では、一度ガツンとやらないと、ダメなのかもしれませんが。

とりあえず主人公達は、
取れるものはステテコパンツでも取っておく主義なので、
さびたつるぎを回収します。

それにしてもこの剣、
サビてはいるものの、攻撃力が63もあるのですね。
主人公が装備している、ほのおのブーメラン(攻撃力65)と、
大差ない攻撃力です。
こんな剣に頼るようじゃ…という、テリーの言葉を思い出します。
ちくしょー。

とりあえずマウントスノーへ戻り、ザム神官に報告しましょう。
ザム神官は、さびたつるぎを見て、対策を考えてくれます。

ロンガデセオという町に、腕の良い剣職人がいるのだとか。
その町に入るための、デセオのパスもくれます。
太っ腹!
通りすがりの旅人に対して、随分と気前が良いですね。
もしかしたら、ザム神官は、
マウントスノーに災いがあり、その解決に主人公が奔走したと、
薄々気がついているのかもしれません。

それでは、ロンガデセオに向けて、旅立つとしましょう!