ゴラン

【人物】

「若気の至り」
「後悔先に立たず」

マウントスノーに住む老人です。
50年前、遭難した所を、雪女のユリナに助けられます。
彼女の正体を他言しないように言われましたが、
酒の席で話してしまいます。
それがユリナの逆鱗に触れ、
ゴランを除く、村人全員を、氷漬けにされてしまいます。
孤独の中で50年を過ごし、
人生の大半を空費することと、なってしまいました。
想像するだけでも、恐ろしい人生です。

それでも、過ちへの反省なのか、村人達への罪悪感なのか、
村を捨てて逃げなかった、意志の強さは、賞賛に値します。
幸い、村人達は呪いを解かれた後、何も気がつかずにいるので、
迷惑も最小限で済んだようです。
(あの村は、他の地域と、まったく交流が無いのですね)

…とは言え、やりきれない話には、変わりがありません。
アモールジーナ婆さんや、フォーン城の鏡姫イリカも、
かなり凄まじい人生を送っていますが、
ハッピーエンドが用意されていました。
しかし、ゴランには、何のフォローもありません。

主人公としては、
愚痴っぽい説教を、黙って聞くくらいしかできません。
せめて夢の世界では、人生を謳歌していて欲しいのですが…
マウントスノーは無いし、ゴランも見あたらなあ。
ピチピチギャルにでも転職して、楽しんでいると、信じましょう。

<プレイ日記>
「Vol.051 マウントスノーは、しばれるね」

ザム神官

【人物】

マウントスノーに住む、高名な賢者です。
50年前の時点で、既に高齢でしたが、
村全体が、雪女ユリナの呪いにより、氷漬けにされてしまいました。
ザム神官といえども、これには為す術がなかった模様です。

主人公のお使い往復作業により、村の呪いは解除。
年齢を考えれば、生きているはずのない月日が経っていましたが、
冷凍保存のおかげで、出会う事が出来ました。

ザム神官は、伝説の剣が眠る氷の洞くつの、
扉を開ける方法を知る、唯一の人物です。
その後、伝説の剣がさびていた事への対策まで考えてくれます。

ならず者の町、ロンガデセオのパスを持ち、
町を塞ぐ門番を驚かせる程、顔が利く様子。
本人が言うには、
若い頃、ロンガデセオでブイブイ言わせていたらしいのですが…。
50年以上経っても、名前が残っているというのは、相当なことです。
何をしたのでしょう?
武勇伝が気になります。

前評判の割に、第一印象は、すっとぼけたお爺ちゃんですが、
最後には、やはり見直す事になります。
なんとも、味わい深い人物です。
これぞ、賢者と呼ばれる由縁なのかもしれません。

<プレイ日記>
「Vol.051 マウントスノーは、しばれるね」
「Vol.052 氷の洞くつテリーはまだか」

デセオのパス

【装飾品】
かっこよさ45

氷の洞くつで、さびたつるぎを入手後、
マウントスノーザム神官から貰う事ができる、
通行証代わりの装飾品です。

これがあれば、
ならず者の町、ロンガデセオへ入る事が可能となります。
かなり乱暴な門番が、一発でひれ伏す一品。
ザム神官、恐るべしです。

思いっきりイベント用のアイテムですが、
装飾品として、装備する事も出来ます。
アモス以外の人間キャラが装備可能で、かっこよさが45も上がります。
これは、装飾品の中で、最高の値です。

通行証として見せた後も、持ち歩く事が可能なので、
ベストドレッサーコンテストに活用しましょう。

それにしても、ならず者の町への通行パスが、格好いいというのは、
不良がモテるというのと、同じ理屈でしょうか?
ドラクエ6の世界のトレンドは、ちょい悪?(古い)

<プレイ日記>
「Vol.052 氷の洞くつテリーはまだか」
「Vol.053 ロンガデセオで人捜し」
「Vol.062 伝説装備でドレッサーコンテストにリベンジ」

サリイ

【人物】

ロンガデセオに暮らす女性。
伝説の名工と謳われた、剣職人コブレの娘です。

父コブレは、10年前に、伝説の剣を求めて、旅へ。
母メアリは、病気で他界。
現在は、独りで暮らしているようです。

父の身勝手な行動と、
その原因となった、剣職人という職業を憎んでいる様子。
しかし彼女自身も、父から剣職人として鍛え上げられており、
その腕は、父を超えるとさえ言われています。

表面上はともかく、父や剣職人の道を、完全に恨む事は出来ず、
主人公の持ってきた、錆びた伝説の剣を打ち直す仕事を、
引き受けることになります。
しゃべり方を見ても、職人気質たっぷりですもんね~。

父コブレの行方は、海底をくまなく探索すると、知る事になります。
(ホルコッタ東の海底のほこら)
伝説の剣が仕上がった後、サリイも気にしているそぶりを見せますが、
伝えるのは難しい所。
仲間のコメントにも、苦悩が見られます。

それにしても、伝説の名工のウワサは、50年間凍結していた、
ザム神官も知っていました。
そう考えるとコブレは、かなりの高齢です。
サリイも思った以上に、年齢が高いのかもしれません。
剣職人の道を捨て、バニーに応募した事もあるようですが、
落とされた理由は、筋肉質だったことだけが、問題だったのかは…
とても聞けません。

<プレイ日記>
「Vol.053 ロンガデセオで人捜し」
「Vol.054 海底も住めば都」