トム兵士長

【人物】

下の世界のレイドック城で、兵士長を勤める人物です。
王と王妃が眠りから覚めず、大臣ゲバンが権力を振るう中、
唯一対抗できた人物のようです。
しかし、主人公がニセ王子として潜り込んだ際、
信じてしまったトムは、ゲバンに責任を追及されます。
そして、非業の死を遂げることに。

レイドック王が目覚めた後、ゲバンに大きな怒りを感じていることや、
兵士が主人公に対して、いつまでも割り切れない感情を
抱き続けていることが、トムの人望を物語ります。

レイドック城下町で、トムの子供時代を知る、
老人の回想が印象的です。
トムという名前が嫌で、ソルディと名乗っていたとか…。

<プレイ日記>
「Vol.017 ハンカチ王子と呼ばないで」
「Vol.021 王様の正体」
「Vol.023 王様はどこへ消えたのか」

(ネタバレ注意)用語集:ソルディ兵士長

ゲント族長老

【人物】

ゲントの村を束ねる、村の長で、チャモロの祖父です。
回復の力を持ち、病や怪我に苦しむ人々を助けています。
村の人々から尊敬されていますし、
他からやって来た人々からも、感謝されているようです。

神の船を巡る一件から、
レイドック王とも、対等なやりとりをしていることが伺えます。
もっとも、お互いの関係は悪くないようで、
レイドック王が、眠りから覚めなくなった際には、
長老の回復の力を試したりもしたようです。

ちなみに、仲間の中に死亡者がいる状態で話しかけると、
長老が全員を生き返らせてくれます。
教会のように、お金を寄付しなくていいので、
これからは、長老を頼りましょう。

<プレイ日記>
「Vol.024 ゲント族に神の船を借りよう」

難破船

【建物】

ムドーの島に停泊している、
レイドックが唯一所有していた船の、成れの果てです。
ここを調べても、何もありませんが、
物語を整理する上では、なかなか興味深い場所です。

流れをまとめると、
レイドック王がこの船に乗って、ムドー討伐に出発。
しかし王は、ムドーにより、眠りから覚めない状態へ。
王を城に戻すため、船はレイドック(たぶん岬)へ帰港。
王妃まで眠りから覚めない状態となり、
レイドック王子が、ムドー討伐を決意。
船でムドーの島へ乗り込んだものの、
ムドーに返り討ちとなり、行方不明。
レイドック所有の船は、そのまま難破船に…。

…という経緯だと思われます。
船の傷み具合から推測すると、
レイドック王子がムドーに挑んでから、
それなりの月日が流れているようです。

<プレイ日記>
「Vol.025 潜入!ムドーの島」

ハッサン(ネタバレ)

【人物・仲間】

サンマリーノの大工の息子。
両親と暮らしていましたが、武闘家になりたくて、
家を飛び出します。

レイドックと王妃が眠りから覚めない話を聞き、城へ。
そこでレイドック王子と出会い、ムドー討伐の旅に出ます。
しかし、ムドーの幻術により、本体は石にされてしまいます。

記憶を失った精神は、上の世界をさまよい、
旅の武闘家として、レイドック城で主人公と出会うことに。
そして、冒険の末、再びムドーの城で、
本体と記憶を、取り戻すことが出来ました。

大工の仕事を嫌がっていたようですが、
きこりの家で見せた身のこなしは、資質充分の様子です。
父親との間に、わだかまりがあるものの、
心が通じ合っていないわけでは無いようです。
記憶を取り戻した後、サンマリーノの実家へ行くと、
ハッサンの決意と、父の胸の内を聞くことが出来ます。

それにても、ドラクエ世界では、
だれもハッサンのモヒカンに、ツッコミを入れません。
気にならないのかなあ。

<プレイ日記>
「Vol.010 ジンギスカンもいいけど、馬刺しもね♪」
「Vol.012 北東の関所の先には」
「Vol.013 透明人間だもの」
「Vol.026 決戦!魔王ムドー」
「Vol.049 王子様とお呼びっ」

仲間キャラクター:ハッサン