ミレーユ(ネタバレ)

【人物】

ガンディーノ出身。
テリーの姉。
両親はなく、身寄りのない姉弟でしたが、育ての親に救われます。
しかし貧しさから、幼くしてギンドロ組に売り飛ばされることに。

テリーはその際、姉を救うために、
ギンドロ組へ襲いかかり、返り討ちに遭います。
そのまま行方不明となり、2人は生き別れになります。

ミレーユは、悪政の限りを尽くした当時の暴君、
先代ガンディーノ王に献上されますが、
美貌が妃の嫉妬を買い、奴隷にされてしまいます。
そこで老人に、ルビスの作った伝説の笛を託され、
逃がされます。

そして、ムドー討伐に立ち上がった、
レイドック王子ハッサンに出会い、共に冒険をする事となります。
(この辺の出会いは、結局、語られず終いなのですが)

あまりに壮絶な人生だった為か、
ミレーユは、自分の過去をほとんど語りません。
特に、ガンディーノでは沈黙を貫きます。
悔恨の日々を送る育ての親に、全てを打ち明けるのは、
エンディングまで待たなくてはなりません。

テリーとの関係も、
主人公がとどめを刺そうか悩む時まで、教えてくれないし。
おいら、危うく刺しちゃう所だったヨ。

そういえば、グランマーズの元で、夢占い師を目指すという、
将来の夢(夢告白)も、教えてくれなかったなあ。
本当に、仲間だったのか、不安になってしまいます。

ちなみに、テリーとミレーユの幼かった頃を舞台にした、
「ドラゴンクエストモンスターズ・テリーのワンダーランド」という
作品が存在します。

ゲームボーイか、プレステの作品なので、
今から遊ぶのは難しくなっていますが、
興味のある方は、探してみてください。

<プレイ日記>
「Vol.013 透明人間だもの」
「Vol.014 夢占い師に頼るとは」
「Vol.050 ガンディーノ城には意外と何もない」
「Vol.052 氷の洞くつテリーはまだか」
「Vol.063 城やビキニのオッサンと戦う」
「Vol.080 孤独な聖夜のエンディング」

仲間キャラクター:ミレーユ

Vol.081 転職育成方針反省会 前編

めでたくエンディングを迎えましたので、
ここまでの仲間達の、転職の経歴をまとめ、
反省してみたいと思います。
振り返ってみると、私のプレイスタイルは、無計画そのものだなあ。

主人公
盗賊商人魔物マスターレンジャー勇者
僧侶魔法使い戦士(最終バトル)

とにかく、盗賊の特技を覚えさせる!というのが主題でした。
とうぞくのはな」と「フローミ」が大活躍。
レンジャーをマスターすれば、
主人公特権で勇者に転職できるのも、ポイントです。

…しかし、商人、魔物マスター、レンジャーの特技は、
玄人向けの技が多く、ほとんど使いこなせませんでした。
戦闘では、特技を使わず、
漫然とブーメランを投げていることが、多かったなあ。
※武器の持ち替え履歴
こんぼう→ブーメラン→やいばのブーメラン→ほのおのブーメラン
→ラミアスのつるぎ

勇者をマスターした後は、MPの多い、僧侶と魔法使いを優先です。
ギガデインギガスラッシュを連発できるので、
ボス戦では、驚異的な強さを発揮していました。

その後、賢者を目指そうと思ったのですが、
メタルキングを倒すのに、まじんぎりが欲しくなって、戦士に迷走。
MPが激減している所に、大魔王戦がぶつかり、
力を発揮できない結果に終わりました。

ハッサン
魔法使い→僧侶→賢者→戦士→武闘家バトルマスター(最終戦バトル)

打たれ強いハッサンが、ザオリクを覚えたら便利なのではないか、
という理由から、一番苦手な呪文使いの道を選択しました。
しかし、MPの低いハッサンが強力な呪文を覚えても、
ほとんど使えません。
AIに戦闘を任せていると、MPをどんどん使ってしまうのが、
悩みのタネでした。
武闘家なのに、イオナズンで敵を一掃するハッサン。
シュールな戦闘を、何度も味わうこととなりました。

ハッサンで苦労したのは、レベルの上がり易いこと。
レベルが高すぎて、熟練度が上がらない事が、多々ありました。
最初の魔法使いをマスターしたのは、
空とぶベットを、入手したあとだったような…。

それでも、バトルマスターになってからは、本領を発揮。
ザオリクも、回数が制限されるものの、
万が一の時の安定感が抜群で、非常に頼りになりました。

ただ、普通に考えれば、
僧侶→武闘家→パラディン→戦士→バトルマスター
と進ませるほうが、圧倒的に育成は楽です。
しかも、より強力な格闘家になっていたはずです。

ミレーユ
僧侶→魔法使い→賢者→武闘家→パラディン→商人
→戦士(最終バトル)

呪文を得意とする長所を、更に伸ばすために賢者へ。
その後も、ほとんどレギュラーだったため、バランスを考えた
転職を繰り返すこととなりました。
パワー系の職業に就くと、
得意の呪文を生かせなくなるのが、キツイのですが、
パラディンになってからは、しんくうはを覚え、安定しました。

パラディンは強いですねー。
今回、賢者を優先させたせいで、
最初からパラディンを目指すメンバーがいませんでした。
ミレーユをパラディンにして、
やっと、重要性を思い出した次第です。
武闘派系のメンバーは、
画一的にパラディンを目指しても、問題がないくらいだったのかも。

最終戦はタイミングが悪く、戦士でした。
MPが少なく、苦労しました。
意味もなく、商人を経験させたのが祟りました。
完全な迷走。
パラディンに戻すか、次の目標だった魔法戦士へ転職できていれば、
もっと活躍の場があったはずなのですが。

バーバラ
僧侶→遊び人踊り子→武闘家→戦士→魔法使い→商人
→魔物マスター→盗賊(最終バトル)

HPの低いことがネックになって、最後まで馬車で過ごしました。
一応、レギュラーメンバーの転職タイミングを伺っていたのです。
臨機応変な対応が出来るよう、職を転々とさせ、
最終戦の時には、基本職を全てマスターする直前でした。
おかげで、カルベローナの子は、大魔女にならずに、
器用貧乏な子になってしまいました。

バーバラをレギュラーで使うには、
愛がないと厳しい気がするのですが、どうなのでしょうか?
(死んじゃう可能性の高い戦闘に出すのは、
愛を持ってしても、厳しい事ではありますが)

大器晩成だと信じて、これからも育てたいと思います。
彼女は、ルイーダの酒場が預かってくれないので、
早く芽が出ることを願います。

チャモロ
戦士→武闘家→バトルマスター→魔法使い→魔法戦士
→遊び人→踊り子→スーパースター(最終バトル)

最初から回復が得意なことを生かし、武闘派として育ててみました。
バトルマスターになった頃から、実力を発揮。
その後も魔法戦士を経験し、頼れるレギュラーでした。

しかし、僧侶に転職させても、
ほとんど何も覚えないことに抵抗があり、
その後の転職に行き詰まります。
それが原因で、遊び人に転落。
挫折を経験した優等生に、ありがちなパターンです。
(まあ、私が転落させたのですが)
当然、レギュラーの座からも陥落。

馬車の中で、不遇な時を過ごします。
いけない遊びを覚えてしまい、
ホイミスライムにまで煙たがられる日々。
それでも、踊り子を経て、スーパースタートしてデビュー!
メガネっ子少年に、大きな転機がやってきます!

…が、時既に遅し。
最終戦直前での転職だったので、
スーパースターの、便利な特技は覚えられず終いでした。
能力は平凡で、大魔王戦は、繋ぎ役に徹するのが、精一杯。

それでも、これからの活躍が期待できる逸材です。
…エンディング後に待つ、激戦で、
ハッスルダンスが生かせるかは、疑問が残る所ですが。

長くなったので、後編へ続きます…。

まじんぎり

【特技】
消費MP 0

単体攻撃です。
ミスをする事が多いのですが、
当たれば会心の一撃と同等の効果という、
ギャンブル性の高い特技です。
戦士の熟練度8で習得できる他、ドランゴがレベル9で覚えます。

会心の一撃と同じなので、対象の守備力無視です。
よって、メタルキングなど、守備力の高いモンスターに有効です。
スカラを使われたり、攻撃力の低いキャラが呪文を使えない時など、
ダメージが見込めない時に、思い切って使ってみるのも良いでしょう。

ちなみに、命中率ですが、
ドラクエ9では、50%くらいの確率なのに対し、
今作では、それよりも低く感じます。
4人で使えば、どうにか1人は当たる…という手応えです。

あくまで感覚なので、確かな事は言えませんが、
ドラクエ9を遊んだ後に、同じイメージで、まじんぎりを使うと、
少々イライラします。

<プレイ日記>
「Vol.081 転職育成方針反省会 前編」
「Vol.090 仕上げは悪魔狩り」

ザオリク

【呪文】
消費MP20

死んでしまった味方1人に対し、
HPを完全回復した状態で復活させる事ができる呪文です。
移動中も、戦闘中も使えます。

ザオラルと違い、失敗する事はありません。
せいれいのうた、メガザルダンスも失敗がありますし、
メガザルには、違うリスクが存在します。
ザオリクが、一番確実な蘇生手段と言えるでしょう。

賢者の熟練度6で覚える他、
キングスがレベル15、ドランゴがレベル25、
ベホマンがレベル17で習得します。

出来るだけ、多くの仲間に覚えさせておきたい呪文です。
賢者を目指す仲間を、多めに用意しておきましょう。

<プレイ日記>
「Vol.028 踏み出す勇気、ダーマ神殿」
「Vol.081 転職育成方針反省会 前編」